5 ヶ月間の育休を振り返る
とりあえず思いつくままに書いちゃってるけど「こんなことが知りたい」とかあればページ最下部のコメントでくだされば気付いたときに書ける範囲で書こうと思います。
2023 年 11 月から 2024 年 4 月まで育児休業を取得したので、せっかくだし振り返っておこうと思う。
育児は千差万別で正解が無いものと思っていて、誰かの参考になればという気持ちは全く無いので他人事として読んで欲しい。
育休中に何をしていたかをざっくりと振り返る
時系列も粒度もバラバラですまん。
- 育児・家事
- イベント (初宮参り、お食い初め) の実施と写真撮影
- 保育園の申し込み、入園準備、慣らし保育
- 個人事業主としてのお仕事 (OneSip, Bunpo)
- 産後ケアを数回利用した
- (心身の健康のために) 日中はなるべく出かける
- 帰省は 1 回だけした。
- 友達にできるだけ会って遊ぶ
- 育休の〆に子連れで旅行に行く
心身ともに健康でいるためにも「育児・家事しかやらない!」っていう状態は避けて、適度に遊んだり趣味・仕事をしながら育児・家事を夫婦で無理なく行いメリハリを付けることを心がけていた。
それでも新生児のころは散歩も行けないしあまり人にも会えないし、子供はすごく脆い生き物に感じるしで神経が鋭くなっていたようには思う。
色々楽しめるようになってきたのは生後 3, 4 ヶ月経って、首が座ったり話しかけると反応があるようになってからかなと思う。
人との繋がりを持ったことが育児休業をより充実させてくれた
妻との衝突もあまり無く、育児を経てより強固な絆ができたと感じているが、意識が家庭にずっと向いていたら我が家の場合はもしかしたら衝突していたり仲が悪くなっていたかもしれないと振り返って思う。
週 1 回くらいはどちらかの友達を家に招いたり、家族で車で会いに行ったりして色んな人に遊んでもらった。
帰省した際は親戚には当然会ったが、それ以外にも共通の恩師に会いに行ったり、ホームパーティーに招いてもらったりしてとにかく人に会った。
新生児の頃は自分たちだけでこの子供を育てていくんだという責任感や重圧を日々感じていたが、定期的に家庭外の人に会って時間を共有することでそれまで自分 + 妻 + 子供を対象にかけられていた社会との境界線のようなものがぼやけて、社会 (というか友達や恩師) が何かあったら助けてくれる・時間を共にしてくれるという安心感が生まれた。
この共生感が自分にゆとりをもたらしてくれて、家庭にも良いフィードバックがあったと思う。
自分は仕事があって育児・家事の生活に対してよりメリハリを出してくれたが、妻の場合は趣味を色々再開して、無理やり用事を作ったりして忙しくも充実した毎日を送っていた。
育休の〆に旅行に行ったのは良かった
育休復帰 3 週間前くらいに沖縄県の宮古島に家族 3 人で旅行に行った。
子連れ旅行も初めてだし、子供は初めて 3 時間も飛行機に乗る (帰省の際に 1 時間程度のフライトは経験済み) しで不安もあったが、これが結果的にすごいよかった。
育休に入る前は「せっかくの休みなんだから隙間時間を見つけて何かやろう」と考えていて、自分はモバイルアプリエンジニアを本業としているので、個人のアプリを何か開発することを目論んでいた。
しかし実際育休に入ってみると企画からアプリを考えて開発するという余裕は無く、個人事業の仕事をこなすので精一杯だった。
なので、育休復帰が近づく度に「育休中何も成し遂げられなかったなぁ」という大学生の夏休みの後半みたいな憂鬱な気持ちになっていた。
このモヤモヤとした気持ちを旅行がすべて吹き飛ばしてくれた。 (何も成し遂げられなかったことには変わりないというのは置いておいて)
とにかくずっと楽しい!宮古島異国感すごい!なんか毎日充実してる!って感じでそんな鬱々とした気持ちになる暇が無かった。
なんか夜寝れないなーっていう日はその日の日中に何もしなかった感じがするから、何か達成したくて寝れないみたいなことが自分はよくあるのだが、別に生産的なことじゃなくても明確にいつもと違うことをできたら良かったんだなと思う。
本業以外に仕事があって良かった
育休前からやっていた個人事業主としての仕事は変わらず継続した。
育児休業給付金は振込タイミングがいつになるか分からないし、貯金を減らしながら生活するのは精神をすり減らしそうと考えたからだ。
しかも子供のことには湯水のようにお金を使ってしまうので、まあ結果金銭的にも良かったと思う。
子育てエンジニアのためのキャリア会議 - connpass で実際に育休復帰を経験したエンジニアが「復帰直後は会話の組み立て方やスピード感を忘れていて 1 週間ほど慣れるのに時間が必要だった」という趣旨の話をしていたが、自分も仕事してなかったらそうなってたと思う。
普段の会話は結論から話すとか心がけてないし、MTG の終了時間を意識しながらファシリテーションもしない。
会話以外にもプログラミングから離れずに済んだことも当然ながら良かったと思う。5 ヶ月書いて無かったら絶対忘れる自信がある。
車が欲しくなる
東京に住んでいて、今ままでは公共交通機関を使っていたが、子供と出かけるなら車の方が何かと便利である。
特に自分は周りの目を気にしがちな正確なので、公共交通機関の移動は精神がボロボロになってしまう 😢
基本みんな優しくしてくれる (赤の他人なのに「泣いていいからね」と話しかけてくれたり優しい人いっぱいいる) が、中には子連れに対して悪いイメージを持っている人もいるのでそういう人に迷惑をかけたくないという気持ちで常に気を張ってしまう。
その点車は少なくとも移動中は気が楽で、最高である。今まで全く車に興味なかったが、今はどの車を買おうかと日々楽しく悩んでいる。
ただし 墨田区に家を買った話 にも書いたのだが、駐車場が無い戸建てなので、自家用車の旨味が薄れてしまうため、駐車場付きの家に引っ越してから買うつもりだ。 (でも何度か駐車場を借りてでも車を買いかけた。。)
それまではレンタカーで凌ぐ。
レンタカーは日産レンタカー or オリックスレンタカーがベビーシートも貸してくれるのでいい。
車は持って無くても、ベビーシートだけは自分のものを持っておくとレンタカーだけじゃなくてカーシェアも使えてもっと出費が抑えられると思う。
細かい Tips / 気づき
書くの疲れてきちゃったからなんかあったらここの箇条書きに足します。。
- 出産前に張り切って色々買わない
- 必要になってから買うで十分間に合う
- 自分はいい値段する服を可愛いからっていう理由でまぁまぁ買ってしまったが、3 ヶ月からしか使えない + 季節感ずれてほとんど着させられなかった (バカ)
- ベビーモニターいい
- Cubo Ai Plus っていう写真撮ってくれるカメラ型のモニターと Babysense Home っていうベッドの下に引いて呼吸を確かめてくれるセンサーを買ったけど、親の心の負担のためにあってもいいなと思う。
- これが無かったら新生児の頃は寝れなかったかも。
- 子供から学ぶこと・気づくことがたくさんある
- 初めての追体験や、他人から見たら無意味に見えることでも全力でやることの尊さに気づかせてくれる。
- 産後ケアは迷ったら使ったほうがいいかも
- 別に疲れたとか思って無くても、一日見てくれて会いたいときに子供に会えるのは良い休息だった。
- 自分は一緒に入院できないので、一人家で留守番だが、1 日くらいなら一人でも寂しくないし休まった。
- どの産院も産後 4 ヶ月くらいで産後ケアは使えなくなるので、迷ったら使ってみたらいいと思う。
おわりに
特別子供好きな性格ではなかったが、我が子は可愛すぎる!!!
子供ともっと一緒にいるために、今はどうやったら仕事を辞めつつ子供にたっぷり貢げるかという無理ゲーを考えてます。